メニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方に関するガイドラインについて
昨年、提供する食品・食材の表示を偽装しているとして、レストランを経営する企業の役員が辞任する結果になる等の事件が複数起き、食品・食材の表示に対して大きな関心が集まりました。
これらの事件を受け、消費者庁は、平成25年12月19日、「メニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方について(案)」を作成・公表し、同考え方案について、広く一般の意見を求めるため、パブリックコメント手続を行いました。
その結果をふまえ、同庁は、平成26年3月28日、「『メニュー・料理等の食品表示に係る景品表示法上の考え方について』の成案公表について」をリリースし、メニュー・料理等の食品表示に関するガイドラインの内容を修正・追加しました。
今回公表された同ガイドラインにおいては、メニュー・料理等の表示に関する景品表示法上の基本的な考え方をより分かりやすく示すため、表示を義務付ける規制と不当な表示を禁止する規制の違いについての説明や、メニュー・料理等の表示の問題は後者に当たることについての説明を追加する等の修正が行われております。
消費者庁HP