【ニュース】Alliottグループ アジア・パシフィック会議への参加
当事務所の福山靖子弁護士と伊藤誠吾弁護士が、当事務所の所属する国際的な会計事務所・法律事務所のグループ“Alliott グループ”のアジア・パシフィック会議(開催地:クアラルンプール)に参加してきました。
同会議にはアジア・パシフィックを中心とした世界13か国から約30名の会計士及び弁護士が参加し、5月19日から20日にかけて、各国の近年のマーケット状勢や、外国企業の投資可能性、G20及び経済協力開発機構が取り組んでいる税源浸食と利益移転(Base Erosion and Profit Shifting “BEPS”)プロジェクトの各国における制度化の状況等について発表が行われました(BEPSのアジア各国における制度化の状況については、後日、改めて本トピックスでも取り上げたいと思います)。
同会議の参加国は、マレーシア、中国(香港、上海)、韓国、インド、オーストラリア(パース、ブリスベン、シドニー)、ネパール、アラブ首長国連邦、ギリシャ、ロンドン、バングラディシュ、フィリピン、シンガポール、日本と多岐にわたり、異なる文化、法制度、ビジネス実務に精通した会計士、弁護士らと実務レベルで情報交換を行うことができ、また互いの専門家ネットワークを有効に活用して、今後益々増えるであろうクロスボーダーなクライアントビジネスの発展のために、連携してプロフェッショナルなサービスを提供しようという強い意思を確認してきました。
日々の国際業務は電子メールを通じたやり取りが中心ではありますが、今回の会議は、モチベーションの高い、信頼できる専門家と直接会って話をし、人柄を理解することで、日々の業務にさらに一層の安心感を与えてくれる大変貴重な機会となりました。このような海外の専門家事務所との連携は、今後の当事務所のクライアントサービスに大きく寄与するものと確信しています。
(写真 下から二段目・左から6番目 福山弁護士、上から2段目・左側 伊藤弁護士)